甲状腺 未分化癌 症状

甲状腺未分化癌の症状や治療法などについて

甲状腺未分化癌は悪性度の高い癌で、喉にしこりができるとか痛みを感じるとか声がかすれるといった症状があります。
ただし、甲状腺未分化癌ではしこり以外に自覚症状を感じない場合もあり、病気の進行が速いので治療が遅れて骨や肺などに転移しやすいです。
他に悪性度の高いものには、悪性リンパ腫や髄様癌などがあります。
これに対して、悪性度の低いものを分化型といいます。
分化型では癌細胞の増殖のスピードが遅いので、予後が良いという傾向があります。
一方で悪性度の高い甲状腺未分化癌では癌が急激に大きくなるので、症状としては喉以外に嚥下困難や呼吸困難や頸部の肥大を感じるなどがあります。
また、疲労感を感じるとか体が熱っぽい感じがするという症状が起こる場合もあります。
これらは、甲状腺未分化癌のみに見られる症状です。
甲状腺未分化癌と診断するためには、問診によって体重が急激に減少するとか日常生活で疲れやすい症状があるかどうか確認したりCTスキャンやMRI検査を行ったりします。

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甲状腺未分化癌の原因ははっきり分かっていませんが、放射線や遺伝子などが原因であると考えられています。
治療法としては色々な薬剤を使うとか患部に放射線を照射するとか、甲状腺を除去することなどが併用されます。
ただし、癌の中で特に悪性度が高い甲状腺未分化癌は、病状が悪くて非常に進行が早いです。
したがって、診断確定してからの余命が1年未満であるという患者が非常に多いです。
余命が1年未満というケースは、薬剤の使用や患部への放射線照射や手術などを行った場合でも多いです。
診断が確定してからの5年生存率は、10%未満になります。
前述の通り自覚症状が少ない病気なので、早期発見が難しいです。
定期健診で超音波検査を受けることで、偶々甲状腺未分化癌が発見される場合もあります。
薬剤の使用や患部への放射線照射や手術は早期発見の場合に適していますが、発見が遅れた場合にはあまり適した治療法ではありません。
したがって、早期発見ができなかった場合には癌の色々な症状を緩和するような治療が行われます。