甲状腺肥大 原因 症状

甲状腺肥大の原因や症状などについて

健康なときは首の甲状腺の辺りを触っても違和感を感じませんが、甲状腺肥大が起こると違和感を感じるようになります。
甲状腺肥大は肉眼で分かる場合もありますが、超音波検査をしなければ見つけられない場合もあります。
甲状腺肥大が起こる原因には、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などが挙げられます。
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が不十分になることが原因で全身の代謝が悪くなる病気です。
代謝が悪くなることで、脈拍がゆっくりになるとかあまり食べなくても太るといった症状が現れます。
それに対して甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが多量に分泌されることが原因で全身の代謝が高まる病気です。
代謝が高まることで、脈拍が早くなるとかたくさん食べても痩せるといった症状が起こります。
このように甲状腺から分泌されるホルモンが多かったり少なかったりすることが原因で、色々な症状が起こります。
一方、甲状腺は正常なのに甲状腺肥大が起こる場合があります。
その場合は、甲状腺そのものの腫れです。

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甲状腺が正常であるのに全体的に甲状腺肥大が起こるのは、ヨウ素の過剰摂取が原因として挙げられます。
うがい薬などにヨウ素が使われています。
一方、部分的に甲状腺肥大が起こるのは腫瘍である場合があります。
甲状腺肥大では大きくなった甲状腺によって喉が圧迫されることが原因で、かすれた声になるとか気管が圧迫されて呼吸がしにくくなるといった症状が起こります。
喉の調子が悪いとか呼吸がしにくいなどの症状が出てきた場合は、甲状腺専門外来の存在する病院などを受診した方が良いです。
また、甲状腺機能低下症では症状としてむくみがあり、放置すると心臓の周囲に水がたまるので早期の治療が大切です。
甲状腺機能亢進症の治療には放射線を使う方法がありますが、放射線を使っても髪が抜けるなどの症状は起こらないので安心して治療が受けられます。
また、甲状腺そのものが肥大化した場合は原因をはっきりさせてヨウ素の摂取量を調節します。
悪性の腫瘍の場合には転移する可能性があるので、がんであれば早い段階で手術が必要です。