甲状腺 しこり 石灰化

甲状腺のしこりや石灰化などについて

甲状腺は喉頭の前下部にある器官で、ホルモンを分泌します。
甲状腺には、しこりができることが多いです。
しこりは良性の腫瘍であることがほとんどなので、数が増えることは非常に少ないので放置しても大丈夫です。
しかし、中にはがんと診断される場合もあります。
甲状腺がんは進行が緩やかで、転移の可能性が低いです。
ただし進行すると他の臓器への転移の可能性があるので、できるだけ早く摘出手術を受けることが大切です。
進行すると治療が難しくなって、全摘出してもホルモン剤を一生服用し続ける必要があります。
甲状腺のしこりは、ごく稀に石灰化していることがあります。
石灰化とは血液中のカルシウムが細胞間に沈着して、石のように硬くなる現象のことです。
石灰化は、良性の場合と悪性の場合があります。
自覚症状が非常に乏しいので、ずっと気が付かない人もいます。
一方でレントゲン撮影をすると、この疾患はすぐに分かります。
カルシウムの摂りすぎが、石灰化の原因の1つです。

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甲状腺にしこりがあって石灰化していると診断されたら、甲状腺専門外来が存在する病院を受診することが大切です。
甲状腺のしこりが石灰化した場合は、がんを発症するリスクが高まります。
前述の通りがんの進行が緩やかなので、時間をかけて丁寧に対処していく必要があります。
しこりが悪性であってもリスクの低い小さいがんは、手術よりも経過観察が推奨されます。
これは放置しても良いという意味ではなくて、定期的な診察や検査を受けなければいけません。
しこりが悪性の場合には、どのタイプのがんなのかを調べる必要があります。
石灰化していても絶対にがんがあるとは言い切れませんが、乳がんであることも考えられます。
乳がんは甲状腺がんの約8割を占め、生存率は高いです。
遠くの臓器への移転は少ないですが、リンパ節への移転が多いがんです。
ただし、進行が遅いがんなので、リンパ節に転移しても治療を受ければ治ることが多いです。
初期には自覚症状がないですが、症状が進行すると声がかすれたり息が苦しくなったりします。