甲状腺 石灰化 原因

甲状腺の病気と石灰化の原因について

甲状腺とは、喉仏の下にある小さな器官のことをいいます。
代謝を調整するホルモンの分泌を行なっており、体調を整える働きをしています。
蝶が羽を広げているような左右対称の独特の形状で、一般的には男女で若干位置が異なっています。
この甲状腺の機能が異常に高くなることが原因で起こる病気がバセドウ病です。
10代から30代の女性に多く発症します。
発症すると動悸や多汗といった症状があらわれます。
反対に機能が低くなることが原因の病気が橋本病であり、中高年に発症しやすい傾向があります。
橋本病を発症すると、むくみや倦怠感などの症状があらわれます。
このバセドウ病や橋本病は、薬を使って治療することが可能な病気です。
また、甲状腺に異常がでることが原因で、喉に腫れがみられることがあります。
腫れの具合は人によって様々で、例え病気になっていたとしてもそれが原因で腫れがわかるかというと、必ずしもわかるわけではないというのが難しいところです。

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甲状腺は小さなしこりができることが多いです。
しかし自分で気づくことはなかなか難しく、検診を受けた際に偶然見つかることがほとんどです。
これらのしこりの多くは良性の腫瘍であり、時々石灰化することがあります。
石灰化は血液中のカルシウムが組織に付着することが原因で、石のように固くなることをいいます。
レントゲンで撮影すると、石灰化している部分が骨のようにうつります。
この石灰化の原因のひとつは、カルシウムの過剰摂取です。
またカルシウムの血液中の濃度の調整を、副甲状腺が分泌するホルモンが行います。
リンを摂りすぎてしまうと、このホルモンが働き過ぎてしまい、石灰化の原因となると考えられているのです。
石灰化してしまうと、甲状腺の腫瘍がガン化しやすくなるといわれています。
しかし、石灰化したからといって必ずしもガンとなるわけではありません。
甲状腺ガンは進行が緩やかなため、悪性であっても様子をみることがあります。
しかし、症状がでないからといって放置するのではなく、定期的に検査を受けることが大切です。